2020年7月21日 05:00 | 有料記事
市原市で1月、衰弱状態で放置された生後10カ月の小西紗花(すずか)ちゃんが死亡し、母親が保護責任者遺棄容疑で逮捕された事件。問題を検証する市の第三者委員会「市要保護児童保護施策審議会」が27日から始まるのを前に、東京経営短大の小木曽宏教授に事件を巡るリスク評価の課題などについて聞いた。小木曽教授は野田市の小4女児虐待死事件の県検証委の副委員長を務め、市原の事件でも審議会委員に選出されている。
-事件から見えた一番の問題は
6年前に市原市で起きた児童虐待による死亡事件でも検証したが、市町村には「 ・・・
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