2020夏季千葉県高等学校野球大会

父親に懲役3年求刑 千葉市の乳児踏みつけ初公判

 生後1カ月だった長女を踏みつけて骨折のけがを負わせたとして、傷害の罪に問われた千葉市稲毛区小深町、無職、尾形大輝被告(22)の初公判が7日、千葉地裁(平手健太郎裁判官)で開かれた。尾形被告は起訴内容を認め、検察側は「児童虐待事案の中でも重い部類となる」として懲役3年を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求め、即日結審した。

 起訴状によると、今年1月10日午前8時半~正午ごろ、自宅アパート内で当時生後1カ月の長女に左ももを踏みつける暴行を加え、全治約3カ月の骨折を負わせたとされる。

 論告で検察側は「いら立ちのはけ口として犯行に及んだ」と指摘。危険性を認識しながらも骨が折れるまで長女を踏み続け「犯行態様は悪質」と述べた。過去に長男の首を絞めようとしたことも明らかにし「いら立ちを自分より弱い者に向ける傾向がある」と批判した。

 被告人質問も行われ、尾形被告は職場で罵倒され、小中学校時代にいじめに遭っていたと供述。暴行理由を「日頃のストレスが爆発し、思いがけずにしてしまった」と説明した。最終弁論で弁護側は「感情をコントロールできずやってしまったことで常習的な虐待より程度は軽い」と情状酌量を求めた。

 尾形被告は長女が生後3カ月だった3月、数回揺さぶったとして暴行容疑で千葉県警に逮捕されたが、地検は6月に不起訴処分とした。


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