外房線脱線、復旧終了 見合わせ区間の運転再開 鴨川

 鴨川市東町のJR外房線で8日に発生した脱線事故で、JR千葉支社は9日、現場の復旧作業が終わり、運行を見合わせていた一部区間での運転を再開したと発表した。

 同支社によると、8日午後10時35分ごろに、運輸安全委員会の鉄道事故調査官による現地調査が終了。現場の保全命令解除を受け、脱線した車両をレールに戻す作業や安全確認を行い、9日午後3時50分ごろ、運転を見合わせていた勝浦-安房鴨川間での運転を再開した。

 事故により、8日は特急2本を含む上下17本、9日は特急11本を含む上下34本が運休。2日間で計約600人の乗客に影響が出た。

 事故は8日午後3時55分ごろ、安房鴨川-安房天津間で発生。安房鴨川発千葉行き上り電車(6両編成)の先頭車両が脱線した。乗客乗員ら21人が乗っており、このうち乗客1人が腰の痛みを訴えたが、救急搬送はされなかった。

 事故原因は判明しておらず、同支社は「運輸安全委員会の調査に全面的に協力していく」としている。


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