千葉県内2人死亡21人感染 医師や病院職員も判明 【新型コロナ】

 千葉県内で21日、21人の新型コロナウイルス感染が判明した。医師や病院職員、県警警察官を含む。県は感染が判明済みの印西市の80代男性と90代以上男性の計2人の死亡も発表。県内で確認の死者は13人、感染者は累計730人となった。

 県によると、死亡した2人のうち、80代男性は8日に発症し入院。17日に39度の熱が出て、症状が悪化。21日午前2時に死亡した。持病があった。90代以上男性も21日に死亡。15日に発症し、18日に39・8度の熱が出て、県内病院に入院。人工呼吸器を着けていた。

 市原市居住の病院職員は、勤務先の袖ケ浦さつき台病院(袖ケ浦市)で感染判明済みの同僚介護士、利用者と接触していた。県は小規模な集団感染が発生しているとみて職員、利用者の計33人を健康観察。関連施設の通所部門を休止した。

 医師は、習志野市に住む県内クリニックの開業医で、10日の発症後も12、19日以外は勤務した可能性がある。袖ケ浦市在住の公務員は横浜市中区の職員という。

 松戸市の介護施設「あきやまの郷」ではいずれも入所者の80代女性と90代以上女性2人の計3人の感染を新たに確認。入院へ向け調整している。同施設関連の感染者は35人に増えた。集団感染が判明済みの東庄町の障害者施設「北総育成園」と市川市の介護施設「市川ゆうゆう」でも、入所者の新たな感染が分かった。

 千葉市は21日、市内在住で40代と70代の男女計3人の感染が判明したと発表した。うち40代の介護職女性は市内の入所型高齢者施設に勤務。11日に全身痛の症状が出たが、同日と12日に出勤した。痛みが和らいだ15日も出勤したが、施設の検温で37・6度の発熱が確認されたため早退した。16日からは自宅待機中だった。市保健所は同施設での濃厚接触者を調査している。

 船橋市は21日、市内在住の30代男性と70代女性の計2人が感染したと発表。男性は市内医療機関に入院し、酸素吸入を受けている。女性は軽症で、同居男性が陽性と判明していた。

 県は21日、県内病院に入院していた軽症患者3人を成田市の成田ゲートウェイホテルへ移送。ホテル療養は計4人となった。

【21日発表の新型コロナ感染者】

千葉市  40代女性 介護職
千葉市  70代女性 会社員
千葉市  40代男性 会社員
船橋市  30代男性 会社員
船橋市  70代女性 無職
佐倉市  50代男性 会社員
佐倉市  40代女性 警察官
習志野市 40代男性 医師
鎌ケ谷市 50代男性 会社員
松戸市  20代男性 会社員
柏市   70代男性 無職
袖ケ浦市 30代女性 公務員
市原市  40代男性 病院職員
神奈川県 60代男性 会社員

◇東庄の障害者施設「北総育成園」
東庄町  50代女性 入所者
東庄町  50代女性 入所者

◇市川の介護施設「市川ゆうゆう」
市川市  90代以上女性 入所者
市川市  90代以上女性 入所者

◇松戸の介護施設「あきやまの郷」
松戸市  80代女性 入所者
松戸市  90代以上女性 入所者
松戸市  90代以上女性 入所者


  • LINEで送る