動物好き喜劇王 千葉県民「努力の人」悼む 司会番組に市原のゾウ 志村さん急逝

 志村けんさんの突然の訃報に30日、千葉県内でも悼む声が広がった。志村さんと交流のあった動物施設関係者は「まだまだ活躍できた方だと思うのでとても残念」と惜しんだ。新型コロナウイルス感染を公表していた国民的スターの急死に、若者からは「ウイルスの危険性を再認識した。予防の徹底を図りたい」との声も上がった。

 人気動物番組の司会を務めていた志村さん。湘南動物プロダクション(成田市)の伊賀紀江社長(58)は、志村さんと40~50年近く交流があったといい「仕事では誰にも負けないという努力と才能も多く感じられた」と振り返った。突然の悲報を「まだ受け入れられない。これからも活躍を見られると思っていたのに…」と声を落とした。

 市原市の動物園「市原ぞうの国」の坂本小百合園長は、番組への動物出演で志村さんと面識があり「まだまだ活躍できた方だと思うのでとても残念。努力の人で動物好きだったと思う」と惜しんだ。

 動物番組で雌のアジアゾウ「ランディ」がサッカーを披露したことがあり、同園の佐々木麻衣さん(40)も「動物の番組をされており身近に感じる著名な人が亡くなってしまったのは驚きでしかない」と話した。

 志村さんは「ザ・ドリフターズ」の一員として幅広い年代から人気を集めた。千葉市若葉区の山崎カツ子さん(82)は「(訃報を)今朝ニュースで知りびっくりした。まだまだ若いのに」と残念がった。「誰もがなじみのある人が、数日のうちに亡くなってしまうなんて。こんなにウイルスの影響が大きいとは。どこに行くのも自粛しないと」。同市中央区の男性会社員(50)は、国民的スターの急逝に驚いた様子だった。

 松戸市の男子専門学生(19)と千葉市若葉区の女子専門学生(19)は、志村さんの動物番組をよく見ていたといい「優しそうな人柄が画面から伝わっていた。(ウイルスに)誰もが感染する危険があるということを再認識し、予防の徹底に努めていきたい」と声をそろえた。


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