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【子ども新聞 週刊ちばにち家】 「チバニアン」誕生 市原の地層、地球史に新時代 (2020年1月23日)

「チバニアン」命名の決め手となった市原市田淵の地磁気逆転地層=2019年12月15日、同市の養老川沿い
「チバニアン」命名の決め手となった市原市田淵の地磁気逆転地層=2019年12月15日、同市の養老川沿い

 46億(おく)年の地球の歴史(れきし)を時代ごとの特徴(とくちょう)で分けた「地質(ちしつ)年代」のうち、まだ名前が決まっていなかった約(やく)77万~約12万年前を「チバニアン(千葉時代)」とすることを学術団体(がくじゅつだんたい)、国際(こくさい)地質科学連合(れんごう)(IUGS)が1月17日に正式決定しました。地磁気(ちじき)のN極とS極は不規則(ふきそく)に反転しており、現在(げんざい)の状態(じょうたい)になった最(もっと)も新しい反転の跡(あと)が、市原(いちはら)市田淵(たぶち)の約77万年前の地層(ちそう)にあると認(みと)められ、命名の決め手になりました。

 地質年代の名前の由来で、日本にちなんだものは初(はじ)めてです。決定を受け、市原市では広報(こうほう)紙の号外を発行。市内のJR五井(ごい)駅や大型(おおがた)商業施設(しせつ)で配りました。号外を受け取った女性(じょせい)は「市原の名前が世界に広まりうれしい」と快挙(かいきょ)を喜(よろこ)びました。

 市原市田淵の約77万年前の地磁気逆転地層などが根拠として認定。
 日本の研究チームは2017年6月にIUGSに申請(しんせい)し、昨年(さくねん)11月までに3次審査(しんさ)を通過(つうか)。最終(さいしゅう)4次審査は今月17日、韓国(かんこく)で行われました。研究チームは地磁気の反転の跡が良い状態で残(のこ)っている利点をアピール。投票(とうひょう)の結果(けっか)、同様の申請をしていたイタリア南部の2カ所に競(せ)り勝(か)ち、認定(にんてい)が決まりました。

 地球の歴史(れきし)に「千葉」の名前が残(のこ)るなんてすごいね。台風などで被災(ひさい)した市原(いちはら)にうれしいニュース! ほかの地質(ちしつ)年代の名前、なにか知ってる?


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