逮捕の父、暴行当日通報 長女、入院し一時保護 千葉市乳児揺さぶり

 自宅で生後3カ月の長女を揺さぶる暴行を加えたとして父親が逮捕された事件で、暴行の当日に父親が「(長女が)ぐったりしている」などと119番通報していたことが7日、消防などへの取材で分かった。長女は現在、入院を続けながら児童相談所に一時保護されている。

 逮捕されたのは千葉市稲毛区小深町、自称介護職員、尾形大輝容疑者(22)。20代の母親と長男(2)、長女の4人でアパートに暮らしていた。

 消防によると、暴行のあったとされる4日午後、尾形容疑者から「(長女が)泣きじゃくっていたが、今はぐったりしている。呼吸がゆっくりで顔が青白い」という趣旨の119番通報があった。数分後、到着した救急隊員は呼吸状態が悪くなっている長女を確認したという。

 千葉北署と千葉市児相によると、長女は5日までに市内の病院に入院。同日午前11時半ごろ、虐待の可能性を疑った医師が同児相に通告し、児相は同署に連絡した。児相は長女の入院を続けたまま一時保護した。これまでに県警や児相への相談はなかったという。

 同署は、けがの有無や暴行が行われた状況を調べている。捜査に影響があるとして、入院した経緯や長女の詳しい健康状態を明らかにしていない。

 逮捕容疑は4日に自宅で、長女を抱き上げ数回揺さぶるなどした疑い。容疑を認めているという。


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