2020年2月27日 05:00 | 有料記事
野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が昨年1月、自宅浴室で死亡した虐待事件で、傷害致死などの罪に問われた父親、勇一郎被告(42)の裁判員裁判第3回公判が26日、千葉地裁(前田巌裁判長)で開かれた。心愛さんの母親(33)の証人尋問が行われ、心愛さんから被告の実家での生活について「毎日が地獄だった」と打ち明けられていたと証言した。
心愛さんは2017年7月ごろ、勇一郎被告に連れられて母親を残し、沖縄県から野田市の実家に転居。約2カ月後に再会した際の心愛さんは「少し痩せてくまができ、疲れているように見えた」という。
17年10月上旬ごろ、実家での生活を心愛さんに尋ねると「夜中にパパから起こされたり、立たされたりした」と明かされた。勇一郎被 ・・・
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