不正改造車を一斉検問 千葉県警、徹底排除へ 幕張メッセで東京オートサロン

東京オートサロンの会場付近に集結した不正改造車。マフラーが上に突き出た異様な車が列をつくった=昨年1月、千葉市美浜区の幕張メッセ周辺(千葉県警提供)
東京オートサロンの会場付近に集結した不正改造車。マフラーが上に突き出た異様な車が列をつくった=昨年1月、千葉市美浜区の幕張メッセ周辺(千葉県警提供)

 千葉市美浜区の幕張メッセで13日に始まった「東京オートサロン」。カスタムカーの展示会とあって毎年多くのファンが集まるが、昨年は会場周辺に違法改造車までが大挙集結、暴走行為や大渋滞を引き起こした。事態を重視した県警は今年、イベントに合わせ大規模な一斉取り締まりに乗り出す。不正な改造車の摘発だけでなく、「会場はもちろん県内にも入らせない」と徹底排除で臨む構えだ。

 県警交通捜査課などによると、同イベントは1999年から幕張メッセで開催され、市販車を合法改造した「カスタムカー」が一堂に会する。昨年は3日間で約9500台、約24万3千人が訪れた一大イベントだ。県や千葉市も後援している。

 一方で、マフラーやバンパーが異様に突き出る派手な装飾を施した不正改造車は、3年ほど前から数が増え始め、昨年はインターネットでの呼び掛けが相次ぎ激増。愛知県や福島県など主に東日本各地から大挙して押し寄せ、約700台に上った。

 県警は十分な警戒態勢を取っていなかったため、駐車場内は独自の“品評会”会場の様相を呈し、花火を打ち上げたりバーベキューをする野放し状態に。周辺の住宅街では空ぶかしや急発進などの暴走行為が繰り返されたほか、極端に車高が低いためスピードを出せず、高速道路が大渋滞して110番通報も寄せられた。


  • LINEで送る