千葉県職員装う不審メール PCウイルス感染か、注意喚起

 千葉県は22日、県職員を装った不審なメールが複数確認されたと発表した。国内外で感染が広がっている「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスの疑いがある「成り済ましメール」と判明したことから、県は注意を呼び掛けている。

 県情報システム課によると、17日に県内の企業担当者から不審なメールの問い合わせが5件寄せられた。3件でメールが保存されており確認したところ、エモテットの可能性がある成り済ましメールと分かった。

 不審なメールは経営支援課に在籍していた元職員名で送られていた。「ご入金額の通知・ご請求書発行のお願い」「請求書の件です」の件名で、本文には「請求書をファイルにて添付いたします」などと、添付ファイルを開き確認を求める内容が記載されていた。企業側はウイルス対策ソフトを導入しており、被害はなかった。

 県は元職員と以前にメールの送受信をしていた関係者に情報提供するとともに、ホームページでも注意喚起を図る。県のシステムを再点検したが、ウイルスには感染していなかった。県は県警と対策を協議している。

 同課は「受信したメールに不審な点がある場合はURLや添付ファイルを安易に開封せず連絡してほしい」としている。問い合わせは同課(電話)043(223)2185。


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