金塊密輸容疑7人逮捕 690キロ34億円分に関与か 千葉県警

 約9500万相当の金塊20キロを密輸したとして、千葉県警生活経済課と成田空港署などは12日、消費税法違反や関税法違反(無許可輸入)の疑いで経営コンサルタント会社社長、知久悌士容疑者(38)=東京都港区台場1=と弟で自称無職、友昭容疑者(30)=東京都中野区東中野2=ら男女7人を逮捕した。県警は、知久容疑者の組織が2015年3~8月の間に少なくとも約34億3400万円相当の金塊約690キロを密輸したとみて裏付け捜査を進めている。

 7人の逮捕容疑は仲間と共謀し15年6月22日、成田空港の税関に申告せずに金塊計20キロを密輸し、消費税など約765万円を免れた疑い。

 同課によると、悌士容疑者が日程調整や資金調達を担い組織を運営する立場で、友昭容疑者は海外から金塊を買い付ける役割だった。ほかに逮捕したのは、運び役をまとめる自称会社員、河野広正容疑者(40)=広島市東区牛田旭2=と28~38歳の運び役の男女4人。

 友昭容疑者が香港で金塊を購入。運び役は台湾で金塊を受け取り、シリコンパッドで覆って下着の中に隠し成田空港に向かったという。

 今年3月中旬、東京税関成田支署が金塊の換金記録などから密輸を疑い県警に通報。金塊20キロは都内の金属店で換金されており、ほかの金塊の多くも売却されているという。同課は捜査に影響があるとして、7人の認否を明らかにしていない。


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