魚サンプル調査へ 市民不安受け市原市 高濃度セシウム排水

 市原市八幡海岸通の廃棄物処理会社「市原エコセメント」の排水から、国が示した目安の15倍の濃度の放射性セシウムが検出された問題で、市原市役所などには市民から「(海水は)大丈夫か」「市独自のモニタリング検査をしてほしい」などと不安を訴える声が寄せられている。

 多い時で1日300人の釣り客が利用する同市五井南海岸の「新鮮市場マルエイ海づり公園」には4日、男性から「釣った魚を食べても大丈夫か」という問い合わせもあった。

 海づり公園を管理する同市公園緑地課は「周辺海域の魚のサンプリング調査を行い、早急に対応する」と説明している。

◆周辺海域は不検出
 千葉県は4日、市原エコセメントの排水口付近などで実施した海水の放射能濃度調査の結果、いずれも不検出だったと発表した。同社の排ガス処理施設の水槽からは国の目安の約12倍にあたる1キログラム当たり890ベクレルの放射性セシウムが検出された。


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