日本4強ならず 南アキャンプ地・浦安でPV 両チームに市民拍手 ラグビーワールドカップ

後半、南アフリカにPGを決められ厳しい表情をみせる市民ら=20日午後、浦安市
後半、南アフリカにPGを決められ厳しい表情をみせる市民ら=20日午後、浦安市

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の準々決勝が20日、東京都調布市の味の素スタジアムなどで行われ、日本は3-26で南アフリカに敗れ、4強入りを逃した。南アフリカ代表の公認キャンプ地となった浦安市では、パブリックビューイング(PV)が実施され、ノーサイドのホイッスルが鳴り響くと市民らは「感動した」「お疲れさま」と奮闘した両チームの選手をたたえた。

 PVが行われた浦安市入船の「J:COM浦安音楽ホール」には約280人の市民らが集まり、大型スクリーンの前で熱い声援を送った。同市は南アフリカの公認キャンプ地になっており、代表選手は滞在中に地元の子どもたちと交流を重ねるなどしたが、この日は日本コールが鳴り響いた。

 日本は前半、先制を許すも、田村優のペナルティーゴール(PG)で得点し、会場のムードは一気に高まった。今回のW杯でラグビーに興味を持ったという主婦の村岡素子さん(68)は「相手もなかなか点が取れていない。勝てる予感がする」と興奮した様子で話した。

 後半は相手の力強いタックルや華麗なパスに苦戦し、リードを広げられノーサイドに。元ラガーマンの無職、鈴木猛さん(62)は「ここまで来たことが驚きだ」と選手をたたえた。家族4人で応援に駆け付けた井良沢理紗さん(38)も「後半は南アフリカのペースであっという間だった。でも感動した。選手にお疲れさまと伝えたい」と快進撃を続けた日本代表と南アフリカ代表に拍手を送った。


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