給与300万円詐取の疑い 医師装った男再逮捕 千葉県警

  • LINEで送る

 千葉県内の施設で看護師や医師を装い、医療行為などを繰り返し行ったとされる事件で、千葉県警生活経済課と船橋署は20日、約300万円の給与をだまし取ったなどとして、詐欺と偽造有印公文書行使の疑いで鎌ケ谷市鎌ケ谷9、無職、下條康司容疑者(55)=医師法違反罪などで起訴=を再逮捕した。逮捕は3回目。

 再逮捕容疑は昨年9月4日、会員制交流サイト(SNS)を通じ、偽造医師免許証のコピーを職業紹介業者の従業員に提示。今年1~4月には、佐倉市の介護老人保健施設に医師として勤務した給与名目で約300万円を銀行口座に入金させ、だまし取った疑い。

 県警は6月、偽造した看護師免許証を使用し、勤務先で注射や採血を行った保健師助産師看護師法違反などの疑いで逮捕し、無資格で医療行為を行った医師法違反容疑でも再逮捕。その後、同容疑に関する前後の経緯について捜査を進めていた。

 同課によると、下條容疑者は1回目の逮捕段階で、診療補助行為について「二十数年前にフィリピンの看護学校で学んだ」と供述しており、今回の再逮捕容疑については黙秘しているという。