いじめ有無調査へ アンケート提供要請 野田小6自殺で対策委が初会合

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市いじめ問題対策委員会の初会合に臨む委員ら=30日、野田市
市いじめ問題対策委員会の初会合に臨む委員ら=30日、野田市

 野田市立小6年の男児が今月自殺したことを巡り、いじめの有無を調査審議する市教育委員会の「市いじめ問題対策委員会」が30日、市役所で初会合を開いた。

 委員会は精神科医、弁護士、大学教授、臨床心理士の5人で構成。遺族の意向で非公開で行われ、互選で聖徳大学教職大学院教授の金子英孝氏を委員長に選んだ。

 市教委が経過を説明し、委員からは同月上旬に行われたいじめに関する学校アンケートなど審議に必要な資料提供の要請があった。市教委は委員会の答申までには1年程度かかるとみている。次回会合は資料作成に要する時間を考慮し、9月下旬の見通し。

 金子委員長は記者団の取材に「悲しい事案が二度と起こらないよう全容の解明と再発防止策に取り組む。遺族の『一刻も早く』との気持ちに添うよう努める」と述べた。

 男児は7月13日、午前中の授業に出席し下校後、自宅で亡くなった。市教委によると、遺族は「よく調べてほしい」と詳しい原因調査を求めている。

 市教委は同16日、学校が開いた6年生の臨時保護者会で児童対象にいじめに関し気付いたことの記載を求めるアンケートを配布している。委員からはアンケートなどの資料で足りない部分は「関係者に聞き取りをする可能性がある」との意見も出たという。