きめ細かい見回りわが街の治安守る 県内2例目、総理大臣表彰 千葉市美浜区の「幸町1丁目防犯パトロール隊」

「不審な人を見かけたら110番を」とアナウンスしながら青パトで町内を巡回する隊員=13日午後、千葉市美浜区
「不審な人を見かけたら110番を」とアナウンスしながら青パトで町内を巡回する隊員=13日午後、千葉市美浜区

 千葉市美浜区のボランティア団体「幸町1丁目防犯パトロール隊」がきめ細かな見回り活動を続けてきた功績で、内閣総理大臣表彰を受賞した。防犯関係の分野で同表彰を受けたのは2006年以来、県内2例目。自動車盗や車上荒らしなど身近な犯罪を着実に減らし、希薄だった地域のつながりも生まれてきた。自治会役員でもある隊長、蟹江將生さん(69)は「入隊をきっかけに自治活動に協力してくれる人が増えた」と町の活性化に喜びを感じている。

 「気を付けて帰ってね。さようなら」。青色回転灯付きのパトカー(青パト)から隊員のアナウンスが響く。下校中の小学生は「はーい。さようなら」。幸町1丁目ではおなじみとなった光景だ。

 高層マンションの多い同地区。駐車場での自動車盗や車上荒らしが相次いだことからパトロール隊結成の機運が高まり、05年に蟹江さんを中心として有志77人で発足した。若い世代の住民も多く、子どもが不審者に連れ去られそうになった事件をきっかけに入隊した保護者も。

 今では隊員は130人を超え、来月さらに約40人が加わる。年齢も30代から80代までと幅広い。パトロールは隊員1人が月1回参加すればOKというルールも長続きの秘けつだ。


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