ZOZOマリン、26日から紙巻きたばこ禁止 「煙のない球場へ」 喫煙所は加熱式専用

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紙巻きたばこが禁止されることになった千葉ロッテマリーンズの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」=5日、千葉市美浜区
紙巻きたばこが禁止されることになった千葉ロッテマリーンズの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」=5日、千葉市美浜区
会見を行った(左から)フィリップ・モリス・ジャパンのシェリー・ゴー社長と千葉ロッテ山室晋也球団社長、井口資仁監督
会見を行った(左から)フィリップ・モリス・ジャパンのシェリー・ゴー社長と千葉ロッテ山室晋也球団社長、井口資仁監督

 プロ野球の千葉ロッテマリーンズは5日、本拠地のZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)内にある全ての喫煙所が26日から紙巻きたばこ禁止となり、加熱式たばこ限定になると発表した。プロ野球12球団の1軍本拠地球場では初の取り組みだといい、山室晋也球団社長は会見で「日本のスポーツ界をリードするような、よりクリーンで快適なスタジアムを目指していきたい」と話した。

 今回の喫煙所改修のキャッチフレーズは「煙のないスタジアムへ」で、現在9カ所ある喫煙所は計8カ所の加熱式専用に改修される。球場外にある球団グッズショップ「マリーンズストア・ミュージアム店」近くの喫煙所では紙巻きたばこが吸える。

 千葉市は国より厳しい独自の規制を盛り込んだ「受動喫煙の防止に関する条例」を、来年4月から施行するなど受動喫煙対策を強化する予定。今月1日に改正健康増進法が一部施行されたことも受け、改修決定に至ったという。

 会見にはロッテの井口資仁監督、フィリップ・モリス・ジャパンのシェリー・ゴー社長も出席。井口監督は「これまで以上に皆さまに安心して野球を楽しんでいただくための取り組みに、ぜひ協力して応援してもらいたい」とファンに呼び掛けた。

 会見では、熊谷俊人千葉市長のビデオメッセージも放映された。市長は「(同球場は)プロ野球の試合だけでなく、さまざまなイベントが開催される市民にとって身近な施設。千葉市から新しい健康対策を広げていくことのきっかけになる」と期待した。

 山室球団社長は「喫煙を楽しむ方もいるし、煙が出るたばこに比べれば(加熱式は)格段ににおいや有害物質も軽減されている。ファーストステップとして安全な環境を整える」と指摘。加熱式を含めた全面禁煙については「利用者らの意見を参考にして総合的に判断する」と説明した。

 球場外の喫煙所で紙巻きたばこを吸っていた君津市の男性会社員(29)は「我慢しろと言われれば我慢できるけど…」と残念がり、家族と観戦に訪れた市原市の男性会社員(37)は「子どもにとってはいいこと」と話した。