運転の42歳男性釈放 野田3人死亡事故 千葉地検、任意捜査継続

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 野田市の市道交差点で3月、ワゴン車が歩道に突っ込み、いずれも70代の男女3人がはねられ死亡した事故で、千葉地検松戸支部は2日、自動車運転処罰法違反容疑で逮捕された同市の男性(42)を処分保留で釈放した。理由を明らかにしていない。今後、任意で捜査を続ける。

 同支部は男性の刑事責任能力を調べるため、6月25日までの約3カ月間、鑑定留置を実施していた。当時の精神・心身の状態を調べるなどし、起訴するかどうかを判断するに当たり、十分な証拠が集まらなかったとみられる。

 事故は3月13日午前7時半ごろ、同市清水公園東2の十字路で発生。男性が運転するワゴン車が直進する際、右寄りに進み始め、横断歩道付近で3人をはね、交差点沿いの介護施設の外壁に衝突して止まった。死亡した3人のうち1人は、登校する子どもの見守り活動中だったとされる。

 男性は出勤途中で、自ら「3人をはねてしまった」と110番通報した。逮捕後には「体調が悪く、ぼーっとしていた」と説明していた。