今世紀末4度上昇?猛暑日は10日増加も 温暖化対策進まない場合の千葉県内、銚子地方気象台が予測

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 温室効果ガスの排出削減など地球温暖化対策がほとんど進まない場合、21世紀末(2076~95年)の千葉県の平均気温が約4度上昇するとの予測を、銚子地方気象台がホームページ(HP)で公開している。

 気候変化について評価する国連の「政府間パネル」が2013年に公表した報告書に基づき、気象庁が行ったシミュレーションから予測値を導いた。

 同気象台によると、銚子市では最高気温が35度以上になる猛暑日が約10日増加すると分析。30度以上の真夏日は約60日、25度以上の熱帯夜も約70日増えるとした。これらの気温上昇で「産業や生態系など広い分野への大きな影響と健康被害の増大がある」と危機感を示す。

 県内では1時間の降水量が50ミリメートル以上の「滝のように降る雨」が約3倍多く発生するとの予測も。冬の間の雨量はほぼ変化しないが、夏から秋にかけて2倍以上に増えるとした。大雨による洪水などの災害のリスクが上がる可能性がある。

 一方で、夏を中心に雨の降らない日が約10日増えるとも予想。水不足の可能性も上がるなど、地球温暖化対策の重要性を示す数値となった。

 全国版の数値などと合わせ、詳細な情報は同気象台のHPで公開している。