柏児相職員、少女にたばこ 千葉県警、容疑で2人書類送検

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 少女にたばこなどを買い与えたとして、千葉県警が未成年者喫煙禁止法違反の疑いで、柏市の千葉県柏児童相談所に勤務していた女性職員2人を千葉地検に書類送検していたことが19日、県警への取材で分かった。書類送検は14日付。

 県警少年課によると、2人は柏児相に勤務していた3月、一時保護の関連で接していた10代の無職の少女に、たばこ2箱とライターを買い与えた疑いが持たれている。

 県警が4月に少女から別件で相談を受けた際に「柏児相の職員からたばこをもらった」と話したため、2人から任意で事情を聴いていた。いずれも容疑を認めている。買い与えたのは一度だけだったという。

 県児童家庭課によると、2人のうち1人は中堅クラスで、もう1人は経験が浅い職員。県の聴き取りでは「毅然(きぜん)と対応すべきだった」などと反省の言葉を述べており、県は処分を検討している。

 柏児相を巡っては、1月に野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が死亡した虐待事件で、一時保護解除や解除後に一度も自宅訪問しなかった判断などが問題化。県の検証委員会が2月21日に初会合を開き、対応の調査を始めていた。

 今回の問題を受け、県は「全児相と県庁の各部局を挙げて虐待死亡事案の再発防止に取り組み、信頼回復に努める中、大変申し訳ない。二度とこのようなことがないよう規律の徹底を図る」とコメントした。