88歳女性刺され死亡 通報の夫?も負傷 八千代

奥村さんが刺され死亡する事件があった住宅(手前)=14日午後4時半ごろ、八千代市八千代台西2
奥村さんが刺され死亡する事件があった住宅(手前)=14日午後4時半ごろ、八千代市八千代台西2

 14日午前11時半ごろ、八千代市八千代台西2の住宅で、男性から「今、妻を殺した」と110番通報があった。八千代署員が駆け付けると、この家に住む無職、奥村あき子さん(88)が1階和室の布団の上で血を流して横たわっており、間もなく死亡が確認された。通報者で夫とみられる高齢男性も負傷しており、搬送先の病院で治療を受けている。同署は殺人事件とみて捜査を始めた。

 千葉県警によると、奥村さんの左腹部などには刺し傷があり、付近で包丁2本が見つかった。男性は同署員が駆け付けた際、血まみれの状態で玄関にいた。腹部をけがしていたため、ドクターヘリで搬送された。

 住宅は木造2階建てで、奥村さん夫婦が2人暮らしをしている。県警は男性が事件のいきさつを知っているとみて、回復を待ち事情を聴く方針。

 現場は京成線八千代台駅の西約300メートルにある住宅街の一角。

 近所の40代女性は死亡した奥村さんについて「約20年前に一緒に京都を旅行した。最近は見ていないので気になっていた」といい、知人宅での凶行に「こんなことが起きたなんて」とショックを隠さなかった。

 別の女性は以前、夫婦で連れ添って買い物に出かける姿を目にし、「(夫は)しっかりとしていて優しそうな方だと思っていた」。それだけに、男性の身元はまだ分からないものの「驚いた」と言葉を失った様子だった。


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