衰弱進み置き去り計画 殺人予備容疑、3人再逮捕 東金男性遺棄

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 東金市の雑木林に無職、大内軍際さん(79)=千葉市中央区白旗3=の遺体が埋められた事件で、千葉県警は4日、殺人予備の疑いで住所不定、無職、松本かほる容疑者(70)ら死体遺棄罪で起訴された男女3人を再逮捕した。3人は世話をしていた大内さんの衰弱が進み、面倒を見切れなくなったため山中に置き去りを計画したとみられ、いずれも容疑を認めている。ほかに再逮捕されたのは、いずれも同区大巌寺町の無職、進藤正幸容疑者(69)と大石徳雄容疑者(69)。

 3人の再逮捕容疑は共謀し、1月21日ごろ、自力歩行できない大内さんを放置すれば死亡する危険性が高いと認識しながら、埼玉県秩父市の山中に置き去りにしようと考え、進藤容疑者の乗用車に乗せて放置場所を探した疑い。

 県警捜査1課によると、大内さんは今年に入り大石容疑者方で大石、松本の両容疑者と暮らしていたが、次第に自ら食事を取るのも困難になるなど体調が悪化。3人は面倒を見切れなくなったため、山中に置き去りにすることを計画したという。

 当初は車で秩父市に向かったものの、置き去りにする場所が見つからず、東金市に移動。捜査関係者によると、進藤容疑者と大石容疑者は死体遺棄容疑の逮捕段階で「適当な場所がなく東金にした」「車の中で亡くなったので埋めた」という趣旨の供述をしていた。大内さんに目立った外傷はなく、司法解剖で死因は分からなかった。