山武ストーカー初公判 元市職員に10月求刑

 知人の成人女性にみだらな内容のはがきなどを繰り返し送り付けたとして、ストーカー規制法違反の罪に問われた山武市の元職員、金沢信二被告(54)=茂原市吉井下=の初公判が3日、千葉地裁(大槻友紀裁判官)であり、金沢被告は起訴内容を認めた。検察側は論告まで行い、懲役10月を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求め結審した。

 論告で検察側は、長期間に及んだストーカー行為を「執ような犯行で態様は卑劣、悪質」と非難し、再犯の可能性も指摘した。弁護側は、事実を認めて反省し、社会的制裁を受けている点などを並べ、寛大な判決を求めている。

 被告人質問では、犯行の理由に女性への好意が満たされなかったことを挙げ、「もやもやした気持ちだった」と説明。女性には「申し訳なく、心からおわびしたい」と声を絞り出し謝罪した。

 起訴状によると、昨年2月23日ごろから約1年間、県内外の郵便ポストなどから44回にわたり、女性の名誉を傷付けるみだらな内容が書かれたはがきなど44通を女性宅に送り付けたとしている。


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