千葉県公募枠33人 市町村意向配慮、推薦も 聖火リレーランナー 【2020年東京五輪】

2020年東京五輪聖火リレーのルート概要などの発表イベントで披露されたトーチとユニホーム(共同)
2020年東京五輪聖火リレーのルート概要などの発表イベントで披露されたトーチとユニホーム(共同)

 2020年東京五輪の聖火リレーで、千葉県は3日、県内ルートのランナーとして県が選考する66人のうち、ちょうど半数の33人を公募する方針を決めた。残る33人は「地域バランスに配慮する」ため、県内各市町村の意向を踏まえて選ぶ推薦枠とする。狭き門となった県公募枠のランナーは、今年7~8月に募り、作文による自己PRが条件になる見込み。推薦枠と合わせた選考結果を10月末に大会組織委員会に報告する。

 聖火リレーを巡っては、県内分を含むルートの概要が今月1日に公表されたばかり。本県は来年7月24日の五輪開幕を直前に控えた同2~4日に、計約240人が走る。このうち66人を県が、残りを組織委とリレーの協賛4社が選ぶ。

 組織委は66人のうち、半数以上を公募で選ぶよう指示。県は3日に県庁で開いた聖火リレー準備委(会長・滝川伸輔副知事)で、ちょうど半数の33人を公募で選ぶとした。4社もそれぞれ一定数を公募するため、最大5回の応募が可能。他都道府県への重複応募はできない。

 県選考の残る半数は推薦枠に設定。今後、市町村からランナーにふさわしい人物がいないか情報提供を求め、選考する。県担当者は「全県で盛り上がるために、各市町村の意見を反映したい」と説明した。「千葉らしさ」をアピールできる人物として、千葉出身の五輪選手など著名人の推薦も想定している。

 公募枠分については県が今月中にも募集要項を示す方針。応募はホームページや郵送で受け付け、作文による自己PRを求める予定という。

 ランナーの応募要件は、中学生以上(20年時点)で、走る都道府県にゆかりのある人。各都道府県や企業の選考結果を踏まえ、最終的には組織委が決定する。森田健作知事は、多彩な分野の人たちがランナーを務めることに期待した。


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