誤った反則切符27件 手続き経ず標識変更で 千葉県警

 千葉県警交通指導課は24日、正式な手続きを経ずに道路補助標識を変更したため、今年3月末までの5年間で誤った交通反則切符を27件告知していたと発表した。

 問題があったのは、市原市五井のJR内房線堤外踏切に設置した「二輪の自動車以外の自動車通行止め」の標識。当初の補助標識「軽自動車と小特を除く」から「小特を除く」に変更した際、県公安委員会の決定を経ていなかった。

 管轄する市原署交通課が、補助標識の変更を求める書類を交通部長に提出し忘れ、県公安委の決定の有無も確認していなかった。

 今年3月29日に告知した交通反則切符の適正審査を4月10日に行った際、県公安委の決定を経ていないことが分かった。

 誤った告知により、3人が違反点数の累積で免許停止などの行政処分を受けた。県警は該当者に謝罪した上で、反則金還付や違反点数の登録削除などの是正措置をとる。県公安委は4月19日付で補助標識の変更を決定した。

 県警は「誤った取り締まりによりご迷惑を掛けた方におわび申し上げる。指導・管理を徹底し再発防止に努める」とコメントした。


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