「令和婚」自治体も祝福 千葉県内各地に臨時窓口 ウエディングボードで演出

  • LINEで送る

 新元号「令和」の初日となる5月1日は、「大安」と重なる。婚姻届を受け付ける県内市町村では、「令和婚」の提出増を見込み、臨時の窓口開設を決める動きが出ている。松戸市は庁内に記念撮影用の背景ボードを設置して写真台紙を贈り、船橋市では公認キャラ「船えもん」が届け出る二人を祝う。県外でも、記念写真の撮影やプレゼントを贈るなど工夫を凝らした計画が進められている。

 松戸市は、令和初日の婚姻届提出者が多くなることを見込み、1日に市役所地下玄関守衛室前に市民課職員を配置。記念撮影用のウエディングボードを用意する。写真を収める台紙をプレゼントする。

 船橋市は「新元号に合わせて婚姻届を提出したい」との市民からの問い合わせを受け、1日に「婚姻届の受付窓口」を臨時開設すると決めた。ロビーに設置したインタビューボード前で記念撮影できるよう演出し、船えもんも二人の門出に花を添える。

 流山市や白井市、市原市、成田市、いすみ市なども1日は市民課などに「臨時窓口」を開設。婚姻届や出生届など、戸籍関係の届け出に応じる。

 また、県外の自治体でも祝福の準備を進める。石川県加賀市は1日に婚姻届の専用窓口を開く。提出に訪れたカップルには、職員がハート柄のボードの前で記念撮影して手続き中にプリントし、写真立てに入れて贈る。

 1日限定で受付場所を「城」にするのは岡山市。岡山城不明門(あかずのもん)に特別窓口を置き、城や桃太郎のイラストが入った市独自の婚姻届を同日から使用。提出した人には日付入りの備前焼ペアカップなどをプレゼントする。

 同市への届け出は平均で1日20件程度だが、この日は希望者を100組まで募集。「歴史ある場所を記念の地にしてほしい」とPRする。

 愛知県豊橋市も市役所で職員5、6人が待機し、先着100組にゼラニウムの鉢植えと色紙を贈呈する。

 東京都狛江市では「祝福したいという熱い思いがある」(市職員)という市長が待機してカップルを祝う。これまでで特に多かった「2011年11月11日」などと同程度の30~40件の届け出を見込んでいるという。