着服の8千万円で馬券 元経理担当に懲役6年判決 千葉地裁

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 馬券を購入するため、経理担当だった会社の口座から約8180万円を着服したとして、業務上横領と電子計算機使用詐欺の罪に問われた四街道市大日、元会社員、鈴木徳之被告(63)に千葉地裁(藤井俊郎裁判長)は19日、懲役6年(求刑懲役7年)の実刑判決を言い渡した。

 判決理由で藤井裁判長は「予想が的中した時の充実感、高揚感が忘れられず競馬にのめり込んだ。5年以上、着服や詐取を続け悪質、常習性も顕著。別の会社でも横領していた」と非難した。

 判決によると、2012年9月~17年6月、千葉市緑区の勤務先事務所などで、401回にわたりパソコンでインターネットバンキングサービスを利用し、会社の預金口座から計約7500万円を自分の口座に送金させた。退職後の17年7月~18年2月、同様に自宅で20回にわたりパソコンを操作し、現金計約630万円をだまし取った。