千葉県知事、児相対応の検証指示 「二度と起きないように」 野田小4女児死亡

森田 健作知事
森田 健作知事

 野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡しているのが見つかり、父親の勇一郎容疑者(41)が傷害容疑で逮捕された事件について、森田健作知事は30日、千葉県の柏児童相談所が心愛さんを一時保護していたことも踏まえ「大変残念に思う。二度と起こらないよう、しっかり調査・検証することを指示した」と述べた。

 東京都内で自民党の県選出国会議員団に行った県新年度予算案の説明・意見交換後の取材に答えた。

 同事件を巡っては、保護解除後の柏児相と小学校などの連携不足や危機感の薄さが明らかになってきている。森田知事は「連携状況がどうなっていたかは双方から話を聞き、しっかり検証し、総合的に判断したい。二度とこうした事件が起こらないようにしなければ」と強調。県が設置予定の第三者による検証委員会を通じて詳細に確認する考えを示し、設置時期や委員の人選を検討中と説明した。

 県内では、市原市で2014年に生後8カ月の男児が死亡し、父親が傷害致死罪で有罪判決を受けた事件を巡り、外部有識者による検証委員会が昨年6月、当時の県児相の対応に不備があり、子どもの安全を最優先に対応強化を図るべきとの答申を公表したばかり。


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