新木場-蘇我間30周年 JR京葉線、記念列車を運行

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京葉線の記念列車を見送る山沢駅長(左)ら=1日、JR蘇我駅
京葉線の記念列車を見送る山沢駅長(左)ら=1日、JR蘇我駅
京葉線の記念列車に掲出されるヘッドマーク(JR千葉支社提供)
京葉線の記念列車に掲出されるヘッドマーク(JR千葉支社提供)

 JR京葉線の新木場(東京)-蘇我駅(千葉)間が開業して1日で30周年を迎え、記念列車の運行を始めた。千葉市中央区の蘇我駅京葉線ホームで同日、出発セレモニーが開かれた。

 同線各駅の駅長や同区間が開業した当時の蘇我駅長だった常澄安範さん(78)が出席。午前11時5分、山沢隆雄・蘇我駅長(57)の「出発」と右手を上げる合図で、列車がホームを離れると、各駅長は「未来へ向けて走り続けます」との横断幕を持ち、手を振って見送った。

 山沢駅長は、同線で進む防風対策を踏まえ「安全・安定輸送を第一に、沿線の魅力づくりにも努めている。引き続き利用いただきたい」と話し、常澄さんは「地元の期待が大きかった」と開業当時を振り返り「京葉線が都心をつなぐ大動脈として成長し感慨深い」。笑顔をのぞかせながら30周年を喜んでいた。

 記念列車内には、運転士らの感謝の言葉や利用客からの手書きメッセージ、同線の歩みが分かるポスターを掲示。歴代車両が描かれたヘッドマークを車両の前後に掲げている。来年2月28日まで1編成限定で運行する。

 同線は貨物線を転用して1986年3月、西船橋-千葉みなと間で先行開業し、88年12月に新木場-蘇我間で営業開始。90年3月になって全線開通した。総武線と並び都心への重要な通勤の足としてや、幕張メッセや東京ディズニーリゾートの利用者らを運ぶ役目を担っている。