突然の悲報に驚く学生 船橋の日本語学校 佐倉・日本語学校経営者殺害

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 岩井二郎さんが代表を務めていた日本語学校「インターナショナルスクール船橋」(船橋市湊町2)では、28日午前の授業開始前に講師が生徒らに岩井さん死去を伝えた。経緯など詳しい説明はなかったものの、突然の悲報に学生らは驚きをもって受け止め、職員らは取材陣の問い掛けに無言を貫いた。

 同スクールに通うネパール国籍の男性(20)は、授業開始前に講師から岩井さん死去を伝えられ、初めて知った情報のため驚いたという。

 1年前から同スクールに通う同国籍の女性(26)によると、岩井さんが学生と接するのは学内イベントなどに限られ、あいさつする際に目にする程度。女性は「大きな声で『頑張ってください』と話していたのが印象的」と振り返った。

 岩井さんは同スクールの建物近くにあるそば屋に、月に1~2回、職員数名を連れて訪れていた。同店の男性店主によると、一年ほど前につえをつくようになってから来店は途絶えた。「最近見ていなかったが、こんなことになるとは…」と言葉を失った。

 学生の面倒見もよかったという。かつて同スクールの学生と近くの飲食店で駐輪を巡るトラブルがあった際、岩井さんが問題を起こした学生を連れて店側に謝罪。飲食店の70代の女性店主は「潔い感じで、恨まれるとは思えない」と殺害されたことに信じられない表情を見せた。