電車と衝突、車の80歳死亡 富津のJR内房線踏切

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 3日午前7時半ごろ、富津市千種新田のJR内房線大貫駅近くの踏切で、千葉発上総湊行き下り電車(6両編成)が乗用車と衝突し、乗用車を約160メートル引きずって停止した。乗用車を運転していた同市篠部、無職、前田芳郎さん(80)が全身を強く打ち死亡。電車の乗客や運転士約70人にけがはなく、富津署は乗用車が遮断機で止まらずに進入したとみて調べている。

 同署によると、電車の運転士は踏切に差し掛かる直前で、右手から踏切に入ってきた乗用車に気付き、ブレーキをかけたが間に合わなかったと説明している。

 同踏切は国道465号と交差。警報器は正常に作動していたという。前田さんの車に同乗者はいなかった。同電車は脱線しなかったが、挟まった車を取り除くために約3時間停車した。

 JR千葉支社によると、特急3本を含む内房線の上下21本が運休し、乗客約1900人に影響した。