来春の花粉、大量飛散か 千葉県、今年の3倍見込み ウェザーニューズ予測

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関東の花粉の飛散量比較=ウェザーニューズ提供
関東の花粉の飛散量比較=ウェザーニューズ提供

 来春は花粉が6年ぶり大量飛散の恐れ-。民間気象会社「ウェザーニューズ」(千葉市美浜区)が2019年の花粉シーズンに向けた第1回飛散傾向予測を発表し、千葉県は今年の3倍以上になるとの見通しを示した。全国的にも平年(過去10年の平均)の1・6倍となる見込みで、13年以来の大量飛散が予想される。花粉症に苦しむ多くの県民にとって、事前対策などが求められそう。

 同社は、全国のウェザーニュース会員と、花粉の雄花の生育状況調査、年ごとの飛散量傾向に、今夏の天候・今後の長期予報などを総合し、来春の飛散傾向を予測している。

 本県は、比較的飛散量が少なかった今年と比べ、3・22倍に増えると予測。平年と比べて6割増しになると想定される。

 関東全域でも、「猛暑で6年ぶりの大量飛散の恐れ」と見込んでいる。

 大量飛散を予測する背景として、「日照時間が平年を大きく上回り、スギ・ヒノキの生育に適した条件となった」と指摘。夏の天候と隔年の飛散傾向から、関東全域でも「来春は平年の2倍以上で非常に多い」と見込んでいる。

 さらに、「ピーク時は大量飛散の恐れがあり、来春はここ数年に比べて症状がつらく感じる可能性が高く、早めの対策がお薦め」と警戒を呼び掛けている。

 ただ、雄花の中で生成される花粉量は、秋の天候の影響を受けるともいわれ、今後の天候次第では予測が変わる可能性もある。同社では、12月上旬に第2回飛散傾向予測を公表する予定。