熱中症11人救急搬送 流山ロードレース大会 千葉県内13地点で真夏日

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 流山市で7日行われた第27回流山ロードレース大会に出場した10~60代の男女11人が、レース中に熱中症の症状を訴え、救急搬送された。重症者はいなかった。大会実行委員会によると、レースがスタートした午前9時半は気温30度、湿度58%。この日は千葉県内15観測地点のうち13地点で30度以上の真夏日を記録するなど各地で気温が上昇した。

 流山消防本部によると、午前11時15分ごろまでの1時間に、大会関係者から「熱中症の症状で動けない人がいる」などの119番通報が相次いだ。

 症状を訴えたのは、いずれも10キロの部に出場した16~69歳の男女11人で、脱水症状や足のけいれんなどが見られ、同市や柏市の病院に運ばれた。9人が入院し、2人が軽症だという。

 大会はいずれもキッコーマンアリーナ(流山市民総合体育館)前を発着とする10キロの部とファンラン2キロの部に分かれて行われ、約3400人が完走。10キロの部はコースの3キロと6キロ、8キロすぎに給水所を設け、会場各所で水分補給を呼び掛けていた。

 7日の千葉県内は、北海道付近で台風25号から変わった熱帯低気圧に向かって吹く暖かい南風が流れ込み、日照時間も長く気温が上昇。33・5度の横芝光町など7地点で10月の観測史上最高気温を記録する連日の真夏日となった。

 10月の最高気温となったのはほかに、鴨川市32・6度、佐倉市32・2度、我孫子市32・1度など。

 北海道や東北で風が強まり、けが人が出たり、新幹線が運転を見合わせたりした。北海道函館市では7日午前、新聞配達中の男性(66)が強風にあおられて転倒し、頭を打った。地元消防によると、軽傷とみられる。

 気象庁によると7日午前、山形県酒田市の飛島で38・4メートル、岩手県釜石市で37・7メートルの瞬間風速を記録したほか、北海道登別市で1時間に35・0ミリの激しい雨が降った。

 JR各社によると、強風のため東北新幹線と北海道新幹線の一部区間で運転を一時見合わせ、計約6千人に影響した。