元係長窃盗疑いで逮捕 金受け取った容疑、次男も 松戸のJA職員着服

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 JAとうかつ中央(とうかつ中央農協、本店・松戸市上本郷)松戸南支店の女性係長=当時=が9633万円を着服したとされる問題で、松戸署は11日、窃盗(職場狙い)の疑いで松戸市六高台5、係長だった元職員で自称無職、松永かおり容疑者(53)を逮捕した。また、盗んだ金と知りながら受け取ったとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで同容疑者の次男で自称同市千駄堀、無職、西弘樹容疑者(22)を逮捕した。

 松永容疑者の逮捕容疑は、6月15日午後0時35~40分ごろ、同支店の両替機から現金700万円を盗んだ疑い。西容疑者の逮捕容疑は、同日午後3時40分ごろ、同支店の裏口で母親の松永容疑者から盗んだ金であると知りながら現金700万円を受け取った疑い。

 同署によると、同支店の防犯カメラに松永容疑者が両替機から現金を引き出す様子や裏口で西容疑者に現金を渡す様子が写っていた。

 松永容疑者は西容疑者から「就職先の開発費として700万円が必要と言われた」と供述。西容疑者は「受け取ったことは間違いない」と述べ、両容疑者とも容疑を認めている。西容疑者は不良仲間と交友し、松永容疑者に金を無心していたという。

 同署は他の被害についても裏付け捜査を進める方針。松永容疑者は6月の問題発覚後、懲戒解雇された。JAとうかつ中央によると、松永容疑者は発覚を免れるため、紙幣と同じ大きさの紙の束を入れた袋を金庫にしまっていたという。