無資格者が施術容疑 整骨院経営者ら逮捕 松戸

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松戸署に入る小暮容疑者=11日午後1時50分ごろ
松戸署に入る本房容疑者=11日正午ごろ
松戸署に入る天野容疑者=11日午前11時半ごろ

 無資格者に柔道整復の施術をさせ療養費をだまし取ったなどとして、県警生活経済課と松戸署は11日、柔道整復師法違反(業務の禁止)と詐欺の疑いで、「なゆほ整骨院秋山駅前院」(松戸市秋山1)を経営する元競輪選手の柔道整復師、小暮征宏容疑者(52)=同市二十世紀が丘美野里町=ら3人を逮捕した。

 ほかに逮捕したのは柔道整復師、本房さおり容疑者(29)=同市栄町3=と整骨院従業員、天野拓容疑者(41)=同市二十世紀が丘美野里町。

 逮捕容疑は共謀し、同整骨院で今年1月9~16日、天野容疑者が柔道整復師の免許がないにもかかわらず、40~60代男女3人に計4回にわたり施術。本房容疑者が施術したように装って療養費を不正に請求し、全国健康保険協会千葉支部から4440円をだまし取ったとされる。

 同課によると、3人は容疑を認めている。小暮容疑者が2015年6~7月ごろ、資格取得の専門学校で知り合った天野容疑者を誘い「免許を持った人が来るまで施術をして」などと指示。「違法なことは分かっていたが(天野容疑者が)施術の勉強をしていたのでいいだろうと思った」と供述している。

 本房容疑者が休みの時などに天野容疑者が施術していた。同課は、15年10月から17年5月までに、天野容疑者が延べ約7400人に施術し、小暮容疑者が療養費約1180万円を不正に請求してたとみて裏付けを進める。

 健康被害は確認されていない。昨年7月に損害保険会社から情報提供があり、捜査していた。