「ヒロキ」の名、世界に 小6まで所属クラブ代表 【サッカーW杯ロシア大会】

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酒井選手から贈られたスパイクを手に、健闘をねぎらう倉持さん=3日夜、茨城県取手市
「柏マイティーFC」の事務所には、酒井選手のサインが入った歴代ユニホームが並ぶ

 「『酒井宏樹(ヒロキ)』の名前が、世界中に知れ渡ったW杯だったんじゃないかな」

 酒井選手が小6まで所属していたサッカークラブ「柏マイティーFC」の代表で、現在も親交が深い倉持行一さん(53)=茨城県取手市=は3日夜、同クラブの事務所で酒井選手の歴代ユニホームを見つめながら、厳しい戦いを終えた“まな弟子”をねぎらった。

 〈勝てませんでした。応援ありがとうございました〉

 ベルギー戦直後の同日早朝、倉持さんのスマートフォンに酒井選手からメールが届いた。これまで一戦も欠かさずにテレビ観戦し、酒井選手へエールを送り続けた倉持さん。惜敗の悔しさはまだ胸にくすぶっていたが、〈宏樹お疲れ様!あそこまでベルギーを追い込んだんだから胸を張って下さい〉と返信した。

 今大会での酒井選手のプレーを振り返り「慌てる場面がほぼなく、冷静な判断力が身に付いていた」と絶賛。「全試合フル出場の経験は本人の自信につながったはず。日本代表の軸となる中心選手に成長してくれた」とほほ笑む。

 メールに〈一緒にまた飯でも食べましょう〉という一文を加えた。「教え子がW杯で活躍するという指導者の夢を、宏樹がかなえてくれた。特別な大会でした」と目を細めた。