自衛官父に1年求刑 乳児首絞め、以前も数回 千葉地裁初公判

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 生後3カ月の次男の首を絞めたとして、傷害の罪に問われた陸上自衛隊松戸駐屯地(松戸市)の3等陸曹、塚本聖史被告(30)の初公判が21日、千葉地裁(朝倉静香裁判官)であり、塚本被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年を求刑し即日結審した。判決言い渡しは7月2日。

 検察側は冒頭陳述で、妻が入浴中に次男が泣き出し「妻に頼らず泣きやませて評価されたい」と考え、失神させたとした。

 被告人質問で塚本被告は、今回の犯行以外にも次男や次男の姉の首を絞めたとし「7回ぐらいやった。寝かしつけようと思った」「家にいても何もできない。妻に認められたい欲求から」と動機を説明。インターネットの情報を調べ「(絞める行為は)1分以内なら大丈夫だと思った」と淡々と述べた。

 論告で検察側は「犯行態様は極めて危険で悪質。非道な手段で黙らせ、父親として不適格というほかない」とし、弁護側は「被害結果は軽微で、家族も刑事処分を求めていない」として寛大な判決を求めた。

 最終意見陳述で塚本被告は「もう言い切ったのでありません」と述べた。

 起訴状などによると、4月13日午後7時50分ごろ、当時の自宅で次男の首を絞めて失神させ、頸部(けいぶ)皮下出血の傷害を負わせたとしている。