2018年6月17日 05:00 | 無料公開
交通違反で摘発されても出頭せず、反則金を支払わないドライバーに対し、千葉県警は18日から7月6日までの19日間、反則金の徴収を強化する。対象となる21~81歳の男女計175人に出頭や支払いを促し、応じない場合は逮捕も辞さない構え。県警交通指導課は「逃げ得は許さない」と納付を呼び掛けている。
同課によると、長期未出頭者に対する徴収強化は毎年同時期に実施しており、昨年は対象者176人のうち153人が期間中に出頭や納付に応じた。
今回の対象は、速度違反や信号無視、一時不停止などで反則切符(青切符)を2回以上切られ、文書などで2回以上呼び出したが応じない違反者ら。中には支払いを拒み暴言を吐く悪質なドライバーもいるという。
県警は期間中、自宅へ訪問するなどして出頭や反則金納付を再度要請する。同課は「再三の呼び出しに応じない違反者には強制捜査で臨む」と強い姿勢を示している。
千葉日報だけの「社会」記事を見たい方