雪辱の夢舞台「得点を」 酒井宏選手の恩師、倉持さん 【サッカー2018W杯ロシア大会】

  • LINEで送る

酒井選手から贈られたマルセイユのサイン入りユニホームを手に、エールを送る倉持さん=31日、柏市内
酒井選手から贈られたマルセイユのサイン入りユニホームを手に、エールを送る倉持さん=31日、柏市内

 酒井宏樹選手が小学校6年生まで所属していたサッカークラブ「柏マイティーFC」の代表で、現在も定期的に連絡を取り合うなど親交が深い倉持行一さん(53)=茨城県取手市=は31日夕、ラジオのニュースで速報をチェック。メンバー入りが決まると安堵(あんど)の表情を浮かべ、「これからが勝負。チームとの連携を大切にして、ぜひ得点を決めてほしい」とエールを送った。

 約20年にわたり酒井選手の成長を見守ってきた倉持さん。「当時から日本人離れした身体能力。高速クロスやスピード感などセンスの塊で、試合をすれば3点を取るのは当たり前だった」と目を細める。周囲の誰もが認める努力家でもあり、「あっけらかんとしているが、自分の強みや、どんな練習が必要なのかを冷静に考えられる。なかなかできることではない」。

 前回のブラジル大会では一度もピッチに立つことなく閉幕を迎え、大きな挫折も味わった。大会後、酒井選手は「まだまだ実力が足りない。監督から信頼されなければ、試合には出られない」と悔しさをにじませていたといい、「マルセイユに行ってからはそれまで以上に努力を重ねていた。 代表選出の一報に、さっそく〈おめでとう!いい準備して暴れて来て下さい〉と祝福のメールを送った。