殉職警察官の冥福祈る 230人参列、千葉県警が慰霊祭

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慰霊碑に献花する遺族ら=24日午前、千葉市中央区の亥鼻公園

 犯罪捜査や人命救助で命を落とした警察官や警察協力殉難者の慰霊祭が24日、千葉市中央区の亥鼻公園で開かれた。警察関係者ら230人が参列し、県民のために尊い命を犠牲にした殉職者らの冥福を祈った。今年は昨年7月に溺れた子どもを命がけで救った女性が殉難者として加わった。

 同公園には「県殉難警察官之碑」が建立されており、1879(明治12)年以降に容疑者の身柄確保や成田空港警備などで殉職した警察官75人と水難救助などで命を落とした一般人7人が祭られている。

 新たな殉難者は、昨年7月、君津市のかずさオートキャンプ場付近の小櫃川で、溺れた児童2人を助けようとして命を落とした同キャンプ場の専務取締役、永島より子さん=享年(59)。児童はいずれも無事だった。

 参加者の黙とうに続き、永井達也本部長が「み霊が身をもって示した精神を胸に刻み、警察職員が一丸となってまい進する」と追悼の辞を述べた。県警音楽隊の厳かな演奏の中、遺族や県警幹部、警察学校の初任科生らが献花して故人に祈りをささげた。