千葉県内今年初はしか患者 比から来日、成田の男性

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 千葉県は16日、成田市に住むフィリピン国籍の20代の会社員男性がはしかに感染していたと発表した。同国で感染したとみられる。今年、県内でのはしかの報告は初めて。東京都や沖縄、愛知県などで感染が広がっており、県疾病対策課ははしか対策として、予防接種の呼び掛けを強化。「2回の定期予防接種を受けてほしい」と求めている。

 同課によると、男性は1日にフィリピンから成田空港を利用して来日。12日に発熱し、14日に同市内の診療所を受診した。県衛生研究所が血液や尿を検査した結果、15日にはしかと診断された。男性は快方に向かっているという。

 ウイルスの性質から周囲に感染させる可能性が生じる11日以降は勤務先と診療所以外に人との接触はない。

 はしかの感染力は強く、同課は主な感染経路は空気感染で、手洗いやうがい、マスクでは防ぎきれないと指摘。最も有効な防止策はワクチン接種としている。1歳と小学校入学前の計2回が定期接種の対象で、公費負担となる。

 国は接種率95%以上と目標設定。県によると、県内の接種率は1回が96・5%、2回目は93・6%。2回の接種で95%の人に抗体ができるとして、県がホームページなどで周知している。