性差配慮の制服導入 「選択の自由」浸透に期待 柏市立柏の葉中

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真新しい制服に身を包み、緊張した面持ちで入学式に出席した新入生ら=10日午前、柏市立柏の葉中学校
真新しい制服に身を包み、緊張した面持ちで入学式に出席した新入生ら=10日午前、柏市立柏の葉中学校

 性的少数者(LGBT)への配慮や個性の尊重を目的として、性別にかかわらずスラックスやスカートを着用できる制服を導入した柏市立柏の葉中学校(同市十余二、菅原英一校長)は10日、第1期生の入学式を実施した。男子生徒全員がスラックス、女子生徒全員がスカートで出席したが、リボン姿の女子のほかにネクタイ姿の女子も見られ、「選択の自由」の浸透に期待が高まった。

 同市21校目の公立中学として今月1日に開校した同校の制服は、市内初となるブレザータイプ。保護者らの意見を取り入れながらデザインを決定した。性別を問わずスラックスかスカートを選べるほか、ネクタイ、リボンも自由に選択できる。

 入学式には新入生68人が出席。代表で壇上に上がった1年、清水吾郎さんは「みんなで選んだ制服は少し重いが、身が引き締まる思い。柏の葉中の礎を僕たちが築いていく」と胸を張った。