3年前の合格者を発表 補欠合否88人に一時誤り 千葉大付属中入試

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 千葉大学は25日、千葉県庁で会見し、教育学部付属中学校(千葉市稲毛区)の入試(定員約60人)で、24日に補欠合格者の発表を一時誤って掲示したと明らかにした。掲示したのは3年前の補欠合格者の受験番号だった。不合格だった23人が合格に、合格だった65人が不合格とされ、計88人の合否が誤っていた。約30分後に正しい内容に修正し、同日中に全対象者に謝罪した。

 千葉大によると、合格発表の24日午前9時、付属中敷地内に設置した掲示板とホームページ(HP)に補欠合格者の受験番号一覧を掲載。誤って3年前の60人のものを使用した。今回の補欠合格は79人だったが、合格者数の違いにも気付かなかったという。

 合格と誤掲示された不合格者が直後に入学手続きの書類を取りに来て判明。誤掲示の5分後には掲示板から、同10分後にはHPから削除し、同30分後に正しい内容に差し替えた。

 ミスの原因は、担当教員が3年前のデータを基に、今年の合格者番号へと更新。作業完了前に別の教員が完成したと勘違いして掲示用に持ち出した。更新作業した教員は、別の教員が完成させると思い込んだという。

 優先的に入学できる「合格者」59人の受験番号は、正しく発表した。

 付属中の丸山研一校長は「多感な時期の受験生や保護者を動揺、失望させ、大変申し訳ない。入試業務の見直しを早急に行う」と謝罪。書式は毎年新たに作り、複数の教員での確認体制を設け再発防止する。

 入試は22日に4教科で実施し322人が受験した。