元巡査部長を起訴猶予 千葉地検、ごみ箱に証拠品投棄

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 市川署員が窃盗(忍び込み)事件の証拠品をコンビニ店のごみ箱に捨てたとされる事件で、千葉地検は14日、証拠隠滅容疑で書類送検されていた元同署巡査部長の男性(42)=10月19日付で依願退職=を起訴猶予処分とした。地検は、処分理由を「元巡査部長がすでに退職し社会的制裁を受けているほか、事実を認め反省し、一部金銭的な被害回復も図られていることなどを総合的に判断した」としている。

 元巡査部長は8月11日、同市内で発生した窃盗事件の民家に臨場し、近隣住民の情報を受け、近くのごみ集積場から、同事件の証拠品となるスマートフォンと折りたたみ傘、ナイロン袋、ゴム製ベルトの入った手提げバッグ(時価約1万6千円相当)を回収。その後、適切な押収手続きをせず、帰宅途中の千葉市内のコンビニのごみ箱に捨てて証拠品を隠した。県警は10月19日、元巡査部長を減給の懲戒処分とし、証拠隠滅容疑で書類送検していた。