南房総で集団食中毒 臨海学校の児童ら61人

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 千葉県は16日、南房総市久枝の旅館「沢金」で臨海学校中の先月31日に夕食を食べた都内公立小学校の5年生児童58人と教員3人の男女計61人(10~58歳)が、食中毒症状を訴えたと発表した。

 県衛生指導課によると、患者と調理担当者の便から食中毒の原因となる腸管侵入性大腸菌が検出され、安房保健所は同旅館を原因とする集団食中毒と断定。16日から3日間の飲食営業停止処分とした。重症者はおらず、全員回復したという。

 先月27日に体調を崩した調理担当者の男性から同菌が検出され、男性が31日の調理と盛りつけを担当したことから食事に同菌が入ったとみている。

 同菌の症例が国内では年間数例と珍しいため、断定まで時間がかかったという。