市原ぞうの国・坂本園長「信頼なければ」

 動物園で人気者のゾウが飼育担当者を突然襲い、死亡させる事故が12日、和歌山県のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で起きた。ゾウは穏やかそうな外見と対照的に、実際は飼育員の事故が最も多い動物とされる。

 市原市の「市原ぞうの国」の坂本小百合園長によると、ゾウを飼育する方法は主に同じ空間で触れ合う「直接飼育」、一切触れない「間接飼育」、柵やおり越しに世話する「準間接飼育」の3種類がある。飼育法は各施設に任され、統一的な基準はない。

 直接飼育が主流の日本でも近年はゾウ同士の関係や安全性を重視し、準間接飼育に移行する施設もある。坂本園長は「タイやラオスでしっかり調教されたゾウは日本でも直接飼育を続ける必要があるが、信頼関係がなければ近づいてはいけない動物でもある」と接し方の難しさを強調する。


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