女性元行員4億円着服か 三井住友、松戸署に相談、千葉県警捜査

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 三井住友銀行の松戸市にある出張所で、女性の元行員が顧客口座から計約4億円を着服した疑いがあるとして、6月に懲戒解雇されていたことが22日、関係者への取材で分かった。銀行は今年夏、松戸署に相談し、千葉県警が捜査を始めた。

 関係者によると元行員は、出張所で預金の払い戻しなどをチェックできる立場にあった。客の印鑑を偽造して、7年間にわたって繰り返し口座から金を勝手に引き出していた疑いがある。

 元行員は外国為替証拠金取引(FX)の損失を穴埋めするために着服を繰り返していたという。

 銀行の広報部は「警察に通報し、行内でも事実関係を確認している。捜査中なので何も答えられない」としている。

 三井住友銀行を巡っては、銀行の外貨取引システムを不正操作して約9億6千万円をだまし取ったとして、警視庁が大森支店(東京都大田区)の元副支店長を逮捕。東京地検が起訴して公判中。