死者のマイナンバー誤交付 第三者に、大網白里市

 大網白里市は13日、死亡した市民男性のマイナンバー通知カードなど、個人情報が記載された書類3点を窓口で他人に誤交付するミスがあったと発表した。悪用などの報告はないという。

 誤交付されたのは、今月6日に窓口で男性の遺族を通じて返納された通知カードと「返納届」のほか、住民基本台帳システム端末の画面コピーの3点。男性のマイナンバーと氏名、住所、生年月日などの個人情報が記載されていた。

 9日午後10時ごろ、誤交付を受けたと思われる女性から「窓口で受け取った書類の中に他人のものが入っていた」と連絡があり発覚。書類は翌10日朝に女性の関係者の男性が来庁し、返却された。市民課長らは12日、遺族方を訪問し、説明と謝罪を行ったという。

 本来、返納された通知カードは裁断、返納届はファイリングされるはずだった。女性と関係者男性は共に身分を明かさなかったといい、同課はどの時点で誤交付したのかなど、受領から誤交付までの経過を把握できていない。

 同課は今後、すべての交付書類を交付相手と一緒に確認するほか、返納届の受付履歴を作り、確認作業を徹底するという。金坂昌典市長は「個人情報の不適切な事務取り扱いにより本人や家族、市民に心配を掛け、深くおわびする」などとコメントした。


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