補助金50万円使途不明 市が返還求める 佐久間成田市議 会長の芸能団体

 成田市の佐久間一彦市議(47)が会長を務めていた「成田市指定無形民俗文化財保存団体連絡会」で、市からの補助金約50万円が使途不明になっていることが7日、市などへの取材で分かった。資金を管理していた佐久間市議が支出実績のない金額を会計報告書に記載し、補助金の一部を不正に取得していた。市は同連絡会に返還を求める。同日の12月定例市議会一般質問で雨宮真吾市議が取り上げた。

 同連絡会は2013年に設立され、北羽鳥香取神社獅子舞保存会など市内三つの芸能団体で構成。市は補助金として毎年度50万円、これまでに計150万円を支払っている。佐久間市議は今年6月に会長を辞任していた。

 市生涯学習課によると、使途不明金は13年度で約40万円、14、15年度で計約10万円に上るとみられる。市への報告書には3団体への活動補助費や事務費などが記載されていたが、実際には未払いだった。

 佐久間市議は「数字上のつじつまを合わせるためにやった。現金は自宅で保管していた。ずさんな管理で迷惑を掛けたが、流用はしていない」と説明。使途不明金はすでに連絡会に返還したという。


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