千葉商野球部で部内暴力 ツイッター投稿1年生殴る 活動を自粛 春夏計8回、甲子園出場の古豪

部内暴力があった県立千葉商業高校=14日午後、千葉市中央区
部内暴力があった県立千葉商業高校=14日午後、千葉市中央区

 千葉市中央区松波2の千葉県立千葉商業高校(岡本次夫校長、生徒1007人)野球部で、2年生部員が1年生部員を殴り、けがをさせていたことが14日、同校などへの取材で分かった。2年生部員は1年生部員に、部内で禁止されている短文投稿サイト「ツイッター」の利用を注意していたという。同校は県教委、高野連に報告し、野球部の活動を自粛している。

 同校によると、2年生部員は自主練習時間中だった8日午後6時ごろ、同校敷地内にある同部の部室に1年生部員を呼び出し、ツイッターへの投稿を続けていることを注意。その後、顔を手で複数回殴ったとされる。1年生部員は唇や口内を切るなどのけがをし、下校後に病院で手当てを受けた。

 翌9日、1年生部員の母親が同校に連絡し発覚した。同校は2年生部員や他の部員への聞き取り調査を実施。2年生部員が暴行を認め、「注意に対しのらりくらり答えたので殴ってしまった」などと説明したため、自宅などでの謹慎処分とした。1年生部員は回復に向かっているが、現在も自宅で療養中という。

 同部では以前から、部員個人によるツイッターへの投稿を禁止。これまでにも利用している部員に対して、投稿を中止するよう部員間で注意し合っていたという。

 県教委体育課によると、12日に野球部の保護者に対し説明会を実施。同課の担当者は「詳しい内容は調査中」とコメントした。同校は「事実調査中で、野球部の活動再開については高野連の指導を待つ」とした。

 同校野球部は、春夏合わせて計8回の甲子園出場を誇る県内屈指の古豪。9月現在、約50人の部員が所属している。


  • LINEで送る